機械学習を応用するのに、話題の分野に挑戦してみようということで、勉強した過程を記録します。
モチベーション
非常事態宣言の解除、休業要請の全面解除に向けた動きと、徐々に経済が再開するにつれ、仮想通貨や、日経平均株価がと、アフターコロナを意識した経済の話題が増えてきた印象があります。
不安な時代だからこその動きなのか、AIでトレーディングさせる、BOTを作って儲けるという話もよく見かけます。（そういった動画講座を見かけたりもしますが、APIをたたいたり、基本的な応用のみの紹介のものが多いと感じています）
また、調べるうちに機械学習を投資に応用する記事を見かけましたが、一般的な機械学習の手法を簡単に使用できるか検証してみるというものが多く、なんとなく正しいような正しくないような不安を覚え、手を動かす気になれずにいました。（個人的には、投資、金融系の本・話・講座は、ゴールドラッシュ時のスコップの話を思い出します。）
教科書はないのか…と探していたところ、非常に面白そうな本に出合いました。タイトルはそのままですが、ファイナンス機械学習という本です。レビューで絶賛されているというのもありますが著者が信頼できそうと思ったのが大きな購入理由でした。本稿執筆時点で再度確認したところ、著者のツイッターのプロフィールに、コーネル大学教授、バークレーラボ、ファンドマネージャ、資産運用者のための機械学習と、研究と実践（運用）をされているのよう方で、確かな知識が手に入るはずだと確信しました。（読み進めると、著者の経験ならではの他では語られたことのない、知見を得ることもできました。）
基礎的な知識とその応用のバランスの難しさ、投資を科学し、機械学習を投資に活用するための発想を解決の方法を学んでいきます。
