最近、業務効率改善、人気な言語、機械学習やディープラーニングと言ったワードでよく耳にするPythonの開発環境を準備してみたいと思います。
開発環境では他にもGoogle Colaboratoryなどもありますが、Anacondaでは「ローカルマシン上で動作を確認できる」、「GUIなど画面の描画」といったメリットがあるため、今回はAnacondaのインストールをします。
ダウンロードとインストール
ダウンロードボタンを押して、インストーラをダウンロードします。
Anaconda3-2019.10-Windows-x86_64.exe(本稿執筆時点)を実行して、インストーラの指示に従い、デフォルトの設定でインストールします。
仮想環境を作成
インストールが完了したら「仮想環境」を作ってみましょう。
「仮想環境」とは、一台のパソコンで、用途にあわせてPythonのバージョンやライブラリといった環境を、切り替えて使うための仕組み(仮想化)です。
それでは実際に仮想環境を作ってみましょう!
簡単に作成するために、「Anaconda Prompt (Anaconda3)」というアプリを使ってインストールしてみます。
Windowsボタンを押して、検索で、 Anaconda Prompt と入力し、 「Anaconda Prompt (Anaconda3)」 を実行してみます。
この画面で作業をしていきます。
conda create -n py37 python=3.7 anaconda
まずは上記のコマンドを入力。
conda create -n 環境の名前 python=バージョン anaconda
仮想環境を作るコマンドで、上記のように書きます。
conda create -n py36 python=3.6 anaconda
今回は、様々なフレームワークの動作の実績からPython3.6をインストールしてみます。
途中で上記のような画面がでますが、エンターかyを押してエンターを押してください。
さて、インストールが無事に終わると次のような表示になると思います。
仮想環境を切り替える
conda activate py36
上記のコマンドで仮想環境を切り替え(有効化)します。
python --version
続けて上記のコマンドで、インストールされた仮想環境のPythonのバージョンを確認してみましょう。
以上で、Pythonの開発環境のインストールは完了です。お疲れ様でした!