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Python PyTouchBar MacのTkinter(TK)/PyGameのアプリでTouch Barに対応してみる(3) TouchBarItems(2)

タッチバーにアイテムを追加するには、PyTouchBar.set_touchbar([item1, item2, …])という関数を使う。
アイテムは全てPyTouchBar.TouchBarItemsで定義されており、追加できるアイテムを以下に示す。

ColorPicker

カラーピッカーとは、ボタンのことで、押すとカラーセレクターが開く。

def function(picker):
  print ('Color:', picker.color)

# alpha (Bool) : ユーザーがアルファ値を選択できる場合はTrue、そうでない場合はFalse。
# type(ColorPicker.Type):カラーピッカーの種類を指定。カラーピッカーのタイプは、定数(PyTouchBar.TouchBarItems.ColorPicker.Type)で定義されている。
# image (String) : typeがColorPickerType.imageの場合、このパラメータを指定することで、カラーピッカーのボタンに表示される画像を定義できる。画像ファイルのパスを指定する
# action (ColorPickerを引数に取る関数) : ユーザーがカラーピッカーの値を変更したときに呼び出される関数
# color (Tuple) : この変数を設定すると、選択された色を取得したり設定したりできる。形式は(r, g, b, a)で、値は0~1の10進数。色の定数(PyTouchBar.Color)を使える
cpk = PyTouchBar.TouchBarItems.ColorPicker(action = function, type = PyTouchBar.Items.ColorPicker.Type.color)

Slider

ドラッグして数値を選択できるアイテム。

def function(slider):
  print ('Value:', slider.value * 100)

# title (String) : スライダーの横に表示されるタイトル
# value (Float) : 0から1までの10進数によるデフォルト値
# color (Tuple) : スライダーの色合いを指定。形式は(r, g, b, a)で、値は0から1までの10進数。色の定数(PyTouchBar.Color)を使える
# action (スライダを引数とする関数) : ユーザがスライダの値を変更したときに呼び出される関数。
slider = PyTouchBar.TouchBarItems.Slider(action = function)

Stepper

数値を選択できるアイテム。(macOS 10.15 以降)

def function(stepper):
  print ('Value:', stepper.value)

# min (Float) : ステッパーの最小値
# max (Float) : ステッパーの最大値
# step (Float) : 値の増分
# value (Float) : 現在の選択値
# action(スライダを引数とする関数) : ユーザがスライダの値を変更したときに呼び出される関数
slider = PyTouchBar.TouchBarItems.Stepper(min = 0, max = 100, action = function)